令和5年交通対策推進・地下鉄8号線延伸特別委員会(6月22日)

質問事項1
LRTについて
 御意見いろいろありがとうございます。実は私、旧貨物線は地元のすぐそばを通っているので、いつも感じていることなんですけども、地下鉄8号線が決まったことで、すごく近い距離に南北交通をという要望で、実際LRTであれば、既定の台である貨物線の台座を利用して専用の路線をつくれば、経費的には楽じゃないかなと感じたりもするし、反対に地下鉄8号線の完成を目指してコミュニティバスとかと連携しながら、南北交通の亀戸地区からの、城東地区の南北に8号線を経由しながら、実際、都バスとは違った縦路線じゃない横路線をつくって、8号線を利用して南北に走っていくという考え方もできるわけなんですけども、そういうのは20年前には考えていなかったことだと思いますので、改めて協議を進めていただきたい。
 実際には非常に高度な車両を利用して、費用はかからないということで進めるわけなんですけども、それが一つ、20年前と技術的な革新が変わってきているというのを聞きたいことと、もう一つは、貨物線を利用するということで、今一番私が地元で心配していることは、小名木川に架ける、電車が走る橋梁の部分とか、JRがつくった古い橋がもうぼろぼろの状態なんですよね。そういうことの安全も、耐震という防災のことも含めて橋に関しても、江東区はJRないし新しい建築ということに関しては強く言っていかなくちゃいけないと思うんです。
 都道や区道の橋梁の部分はどんどん耐震補強されていっているのに、貨物線の橋だけはそのままぼろぼろの状態であるということは、JRに質問したら安全でございますという、前、答えを受けたことがあるんですけども、本当にその辺をちゃんと確認して言っているのかどうかだけは、この陳情があったのでお聞きしたいと思います。
 2点です。
質問事項1の回答
都市交通輸送計画担当課長
 まず、1点目、新しい技術というところでございます。当時の検討していた、車両面で言いますと、それと現在のLRT車両の費用の比較などはまだしている状況ではございませんけれども、例えば一つ、線路と道路、両方とも走れるような車両が一部の地域で使われていたりですとか、そういった新たな当時なかったものが車両面でも、またほかのシステムを含めてあるかと思っております。
 そういったところは今後、検討を深める際にしっかり考えていくところで、現在、何と何が新しくなっているので活用できますというのは、答弁まではちょっと難しいんですけども、今後そこはしっかり検討してまいります。

 もう1点が、JR貨物線の橋が大分古いけど、安全性はというところでございますけれども、こちらについて今後、LRTの再検討を進める中では、当然JRと話していかなくてはいけない。そもそもこの線路を使うことが可能なのかという物理的なところ、また安全性も含めて確認していかなくてはなりませんので、そういった中でJRに対してはしっかり確認していきたいと思っております。
 以上です。
質問事項2
LRTについて ~続き~
 ありがとうございます。橋の安全性ということはぜひ協議の中で進めていただきたいことと、特に大島のところなんかは線路が走っている真下には民家がいっぱいあって、1日1回通るか通らないかの貨物線なので、全然問題ないんだろうけども、今後、新しい開発とか協議ということになってくると、LRTが走る路線に関しての近隣の意見は相当聞いていかなくちゃいけないと思いますので、その辺も協議の中に入れていただきたいことを要望します。
 以上です。
質問事項2の回答
質問事項3
枝川駅周辺地区まちづくり協議会設立について
 枝川周辺の地区まちづくり協議会を早々に、6月14日に実施したということで、御意見がいろいろ出たということで、これから取りまとめていただきたいと思いますし、区民の一員としても、協議会の中でどんな意見が出たのか、また改めて聞きたいと思っていますけども、沿線の5駅のうち枝川が一番最初にスタートしたわけですけども、私の地元の千石にも(仮称)千石ということで駅ができるわけですけども、地元でもいろいろな意見が出ていまして、千石駅周辺としてもどうなるんだというふうに聞かれますし、大きな意見はいろいろなことで、深川8か町の連絡協議会というのがきちんと地元にもありまして、そういうところでも意見が出るわけなんです。
 地下鉄8号線の建設に当たっては非常に機運が高まってきまして、枝川駅の周辺まちづくりの進め方についても非常に注目しているところです。今後、まちづくり協議会を設立して、アンケート調査もいっぱい取って、様々な意見を取りまとめたまちづくり提案書ができるわけですけども、最終的には地区まちづくり方針を策定する流れということなんですけども、この方針に定める、いっぱい意見が出るわけなんですけども、ある程度の範囲内、ここまではちゃんと取りまとめていこうという意見の範囲というのがあると思うんですけども、どのように決めていくものなのかを、まずお聞きしたいところです。
質問事項3の回答
沿線まちづくり担当課長
 範囲についてという御質問ですけれども、まず地区まちづくり方針で最終的に仕上げる方針というのは、主に駅を中心に、その周辺での魅力増進、課題解決を目指し、土地利用や地域資源を生かしたまちづくりの方向性を地区レベルで示すものとなります。具体的には、地域の特性に応じたゾーニングをし、ゾーンを設定し、ゾーンごとの目標や方針を示し、実現に向けた手法などを示してまいります。
 そのために、地区まちづくり方針に定める範囲については、あくまでも新駅設置を中心に捉え、まちの魅力増進、課題解決に寄与する期待される範囲、新駅設置に伴う交通動線など、町の変化や影響が考えられる範囲、あとさらには地域コミュニティの活動範囲など、協議会の中で多面的な視点を持ちながら議論を重ねていって、決めていくものと認識しております。
 また、地域に対する意見を聞くニュースとかアンケートとか、それに関しては枝川のみならず、近隣の塩浜、潮見の方々に対しても同じように意見を聞いていく予定です。
 以上です。
質問事項4
枝川駅周辺地区まちづくり協議会設立について②
 ありがとうございます。駅を中心にしていく、ある程度地域の特性というか、そういうことで決めていくということで、千石二、三丁目を中心とした、私たちのエリアの深川8か町にも駅ができるということなので、ぜひとも地元の(仮称)千石駅にも同じような地区まちづくりの協議会をつくっていただいて、いろいろな意見を取りまとめていただきたいと思っています。
 どうしても、町会長はじめ地域の役員の方々と会う機会では、駅の名称とかが非常に気になっているみたいで、たまたま改札口が千石以外の町会にもできるという、千田町会なんですけども、そういうことで駅名を千田駅にしたほうがいいんじゃないかとか、駅名まで地域の要望を出しております。たまたま文京区に千石という駅があるから、同じ駅名じゃないほうがいいという意見なんですけども、このような地域のそれぞれの意見、この駅名は先ほどの答申の話でも出ましたけども、メトロが決めるということなので、ただ地域の意見をどれだけ取り入れられるかということで、ぜひとも千石駅の周りにも地域のまちづくり協議会というのをつくっていただきたいと思っております。
 実は地元の話で何なんですけども、地元には宇迦八幡という小さな神社があるんですけども、たまたまそこの地域振興ということで、ウナギの養殖の発祥地であるということを町会長が言っていまして、どこまでの文献でそれが正しいかどうかはこれから調べていくんですけども、結局、地下鉄ないし観光、町の活性化、まちづくりにずっと使っていくということで、非常に行政とのつながりを求めていて、そういう協議会の設立に関して非常に要望しているところもありますので、その辺の新しく、枝川だけじゃなくて、東陽やほかの駅に関してのまちづくり協議会の設立についてはどんなふうに思っているのか、もう一度お聞きしたいと思います。
質問事項4の回答
沿線まちづくり担当課長
 昨年1年間かけて沿線まちづくり構想というのを策定する上に当たっては、地域の方々のワークショップなどを開いてきました。その中で、(仮称)千石駅周辺の方々の御意見も聞いている中で、ウナギの発祥地というのは私たちも把握しているところです。そういった地域の、ある意味それを資源として、今後のまちづくりを考える視点の一つとしては、今後もそういった地域情報をもとに会を進めていこうと思っております。
 なお、(仮称)枝川駅周辺のまちづくりをまずキックオフとして今進めておりますけれども、今後はまさに中間新駅のもう一つである(仮称)千石駅や東陽町、そして住吉、豊洲、様々なところを同じように展開していくつもりでございます。
 以上です。
質問事項5
枝川駅周辺地区まちづくり協議会設立について③
 ありがとうございます。ぜひとも千石という仮称の駅にも速やかにそういう協議会を設立する方向を、地域の意見も聞いていただいて、私も地元の議員ですから、そういう意見があれば速やかにお話しして、早い段階で地域の特性を生かす意見が取り入れられればなと思っています。
 中間新駅においては人の流れが大きく変わって、生活環境も非常に変わってくるということで、あと私は駅ができることによって自転車駐車場整備の問題点や、あと多くの地元の人以外の方たちが駅を利用するということで、安全性の問題とか、今後、課題になってくると思います。この開業を見据えた地域の議論をいっぱい拾っていただいて、いい方向に進めていただきたいということを要望しておきます。お願いします。
質問事項5の回答